ライフプランに必要なマネーリテラシーを認定する
ファイナンシャル・ウェルビーイング検定

主観的・客観的ウェルビーイング

客観的な豊かさと、主観的な満足感

―ファイナンシャル・ウェルビーイングを考える2つの視点―

「収入は安定しているのに、なぜか将来が不安」「貯蓄は十分なはずなのに、安心できない」
こうした感覚を持ったことはないでしょうか。
ファイナンシャル・ウェルビーイングを考えるうえでは、「お金の状態をどう測るか」と、「どう感じているか」の両方を切り分けて捉えることが重要です。

 

「客観的・現実的ファイナンシャル・ウェルビーイング」

まず一つ目は、客観的・現実的なファイナンシャル・ウェルビーイングです。

これは、数字で「満たされているかどうか」を判断できる状態を指します。
たとえば、

✅ 安定した収入がある

✅生活費をまかなえる貯蓄がある

✅借入やローンの返済が無理のない範囲に収まっている

✅将来に向けた資産形成が進んでいる

といった状態は、財務データや家計の数字を見れば確認できます。
この客観的な視点は、将来のリスクを見極めたり、冷静な判断を行うために欠かせません。
一方で、「数字が整っていれば安心できる」とは限らない点が、次の視点につながります。

 

気持ちで決まる「主観的(認知)ファイナンシャル・ウェルビーイング」

二つ目は、主観的(認知的)ファイナンシャル・ウェルビーイングです。

これは、「自分自身がどう感じているか」という内面的な満足感を指します。
たとえば、

✅将来のお金について過度な不安を感じていない

✅お金のことで選択肢があると感じられる

✅自分なりに納得したお金の使い方ができている

といった感覚です。
同じ収入や資産額でも、「安心できる人」と「不安を感じ続ける人」がいるのは、この主観的ファイナンシャル・ウェルビーイングの差によるものです。
知識不足や情報の偏りによって、実際以上に不安を抱えてしまうケースも少なくありません。

 

両方がそろってはじめて「ファイナンシャル・ウェルビーイング」

ファイナンシャル・ウェルビーイングとは、
客観的(数字)にも、主観的(気持ち)にも満たされている状態をいいます。

単に「お金がある」ことでもなく、

単に「気持ちが前向き」なだけでもありません。

✅数字で見て、無理のない状態であること

✅その上で、自分自身が安心感と納得感を持てていること

この両輪がそろってこそ、真のファイナンシャル・ウェルビーイングといえるのです。

そして重要なのは、これは特別な人だけの話ではないという点です。
知識を身につけ、自分の状況を正しく把握することで、多くの人が近づくことのできる状態でもあります。

 

ファイナンシャル・ウェルビーイングは「学ぶことで育てられる」

お金の不安は、必ずしも「収入や資産の不足」だけが原因ではありません。
「知らないこと」「判断基準を持っていないこと」が、不安を大きくしている場合もあります。

ファイナンシャル・ウェルビーイング検定では、
数字で現状を把握する力と、冷静に選択するための考え方の両方を身につけることができます。
自分のお金の状態を、数字でも、気持ちでも整えていく

その第一歩として、ファイナンシャル・ウェルビーイングを学ぶ意義は大きいのではないでしょうか。

 

ファイナンシャル・ウェルビーイング検定とは

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