一般社団法人実務能力開発支援
協会とは
働く人の実務能力向上=日本経済の
発展
働く人の実務能力の向上は、その人自身の市場価値を高めると共に日本経済の発展に大きく寄与します。当協会では、日本経済の新たな発展潮流のために、さまざまな取り組みを推進します。
ファイナンシャル・ウェルビーイング検定 創設のねらい
現代は「人生100年時代」といわれ、日本人の平均寿命は長くなっています。かつては60歳で退職しセカンドライフを始めるというのが当たり前でしたが、今では60歳をすぎても働き続ける人が増えています。現役世代の副業や兼業を含め、働き方は多様化しています。
結婚や子育て、マイホーム購入などのライフイベントに対する価値観も多様で、それぞれのライフプランに応じた資金計画の必要性が高まっています。こういった流れを踏まえ、本検定では人生の選択肢を広げ、幸せな人生を送っていただくために重要な役割を果たすマネーリテラシーを受験者の皆さまに習得していただくことを目指しています。
本検定では「ファイナンシャル・ウェルビーイング」という考え方を中心に据えています。「ウェルビーイング」とはWHOが定義する「健康」に見られる言葉で、満たされた状態を意味します。私たちは、受験者の皆さまが“経済的な面でのウェルビーイング”を実現できるよう、必要な金融知識を身につけていただきたいと考えています。
そして、働く人一人ひとりが、仕事で十分なパフォーマンス・実務能力を発揮するには、自身がウェルビーイングな状態にあるということが必要でもあります。
「従業員スライビング」という考え方があります。従業員スライビングとは、“有意義な仕事をするためのエネルギーと充実感を得られている状態”を指します。これはマイクロソフト社が掲げた「従業員の成功」を示す指標で、従業員が前向きに生産性の高い仕事をするには、ワーク・ライフ・バランスや働きやすさといった企業内での施策のみならず、この有意義な仕事をするためのエネルギーとエンパワーメントを得られる状態を目指す必要があるというものです。そして、同社の調査によると、成功している従業員の背景としては、同僚とのチームワーク、インクルーシブな文化、ウェルビーイングへのサポートなどが挙げられるとしています。
つまり、従業員が持てるスキルを十全に発揮して活躍するためには、自身の人生を前向きに捉え、公私ともに充実している必要があるということといえます。
また、上記のような人生が長くさまざまな形になる「人生100年時代」においては、公的な年金などの国による保障とあわせて、「自分で備える」ということが重視されています。同時に、企業においてもライフプラン研修や企業年金など、従業員の将来まで考えた福利厚生施策を取り入れるケースも増えてきています。
実務という面においても、人事ご担当者などには、従業員にライフプランや年金を始めとする社会保険等について案内できる知識が求められてきています。
ビジネスパーソンが自身の実務能力を最大限に発揮するため、さまざまな働き方を実現するための下地とするとともに、経済的な面から多くの方に自身の人生を有意義なものとしていただくという目標を達成するために生まれたのが「ファイナンシャル・ウェルビーイング検定」です。
ファイナンシャル・ウェルビーイング検定とは一般社団法人実務能力開発支援協会の基本情報
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法人名一般社団法人実務能力開発支援協会
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住所〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1-20 御茶ノ水安田ビル6階MAP -
電話番号03-5283-6508
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FAX番号03-5217-2671
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設立2013年10月7日
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役員代表理事 栗原浩幸
理事 金子久美子